
竹富島集落
竹富島の集落には、沖縄独特の赤瓦屋根の伝統的な民家が並び、サンゴの石垣(グック)で囲まれた古民家の屋根にはシーサーが置かれています。庭先にはハイビスカスやブーゲンビリアが咲き、沖縄の原風景ともいえる美しい景観が広がっています。
赤瓦の家並みが残る竹富島の集落は、1987年に「竹富町竹富島」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。島民は1986年に「竹富島憲章」を制定し、「売らない」「汚さない」「乱さない」「壊さない」という4つの原則を掲げて、島の景観と伝統文化を守り継いでいます。
(現在も島民が暮らす生活の場であるため、集落内では住居や敷地内への無断立ち入りを控え、水着や半裸での散策はご遠慮ください。)

コンドイ浜(コンドイビーチ)
竹富島で海水浴を楽しめる代表的なビーチです。白い砂浜とエメラルドグリーンの透明度の高い海が広がり、3月から11月頃にかけて多くの海水浴客が訪れます。
遠浅の海岸で、干潮時には約200m先まで歩いて行けることもあります。ただし、潮が引くと水深が浅くなり、遊泳が難しくなる場合があります。また、沖に出ると急に深くなる場所や流れの速い場所もあるため、遊泳の際は岸の近くで安全にお楽しみください。
ビーチ周辺にはノラネコが見られることがあります。また、カラスが多いため、食べ物や荷物の管理には十分ご注意ください。
(更衣室・簡易シャワー・トイレあり) ※自動販売機はありません。夏季には移動売店が出店する場合がありますが、出店時期は未定です。

カイジ浜(星砂の浜)
カイジ浜は、「星砂の浜」として知られる竹富島の人気スポットです。砂浜で見られる星砂は、原生動物である有孔虫(ゆうこうちゅう)の殻が星の形に似ていることから、その名で親しまれています。
星砂には「幸運をもたらす」と言われる伝承があり、海の大蛇に食べられた星の子どもたちの骨が流れ着いたという伝説も伝えられています。
この浜は潮の流れが速いため遊泳は禁止されていますが、木陰で海を眺めながらのんびり過ごすことができます。
※西表石垣国立公園内にあるため、自然環境保護の観点から、星砂以外の動植物や貝殻、サンゴなどの持ち帰りはご遠慮ください。

安里屋(安里屋クヤマ生誕の地)
竹富島の代表的な民謡「安里屋ユンタ」のモデルとして知られる安里屋クヤマの生誕の地です。安里屋クヤマは、竹富島に伝わる伝承の中で絶世の美女として語り継がれています。
16歳の頃、首里王府から派遣された目差主(めざしゅ/役人)がクヤマに求婚したと伝えられていますが、クヤマはこれを毅然とした態度で断ったとされています。その気丈な姿が、民謡「安里屋ユンタ」の題材になったと伝えられています。

なごみの塔
竹富町の玻座間西(はざまにし)集落にある赤山公園内に築かれた、高さ約4.5mの塔です。1953年(昭和28年)に設置され、当初は集落内の連絡や見渡しのための場所として利用されていました。
2020年4月に修復工事が行われ、現在は塔の足元まで近づくことができます。ただし、安全確保のため、塔の上部へ登ることはできません。

仲筋井戸
仲筋井戸は、1976年(昭和51年)に石垣島から海底送水が整備されるまで、竹富島の飲料水として利用されていた貴重な井戸です。
伝承によると、仲筋村の村建ての神である新志花重成(アラシバナカサナリ)が飼っていた犬が、干ばつの時にもかかわらず尻尾をぬらしていたことから、この井戸の存在が発見されたと伝えられています。
現在はほとんど使用されていませんが、竹富島の伝統行事である節祭(シチ)では、神司(かんつかさ)によって感謝の祈願が行われています。

ンブフル
ンブフルは、竹富島に伝わる伝承に由来する丘です。昔、仲筋村の住民が飼っていた牛が夜に逃げ出し、角で土や石を突き上げたため、一夜のうちに丘ができたと伝えられています。
その牛が丘の頂上で「ンブフル、ンブフル」と鳴いていたことから、この丘は「ンブフル」と名付けられたといわれています。また、その光景を見た酋長がこの丘を土台として見張り台を設けたとも伝えられています。
ンブフルは、別名「牛丘(ウシムル)」とも呼ばれています。

水牛車
竹富島を代表する観光体験のひとつが水牛車観光です。屋根付きの水牛車に乗り、ゆったりとした水牛の歩みに合わせて、三線の音色を聴きながら集落内をのんびり巡ることができます。
現在、水牛車観光を運行しているのは「竹富観光センター」です。
※新田観光は、竹富島における水牛車観光の歴史を持つ事業者ですが、現在は水牛車観光を運休しています。料金や運行時間、コース内容については、各事業者の最新情報をご確認ください。

西桟橋
西桟橋は、1938年(昭和13年)に建設された歴史ある桟橋です。かつては島の生活物資の輸送や人々の往来に利用されていましたが、1971年頃までに桟橋としての役割を終えました。
現在は、海に向かって延びる美しい景観と、竹富島屈指の夕日鑑賞スポットとして多くの観光客に親しまれています。
また、西桟橋はその歴史的・景観的価値が評価され、2005年(平成17年)に 国の登録有形文化財(建造物) に登録されています。

アイヤル浜(東の浜)
アイヤル浜(東の浜)は、コンドイビーチやカイジ浜とは反対側、竹富島の東側に位置する静かな浜です。アイヤル浜へと続く道は「蝶々の道」とも呼ばれ、周辺では自然豊かな景観を楽しむことができます。
この浜は潮の流れが速いため、遊泳は禁止されています。集落から少し離れているため観光客も比較的少なく、ゆったりと海を眺めながら静かな時間を過ごすことができます。
海の向こうには石垣島を望むことができ、東側に位置していることから、日の出を楽しめるサンライズスポットとしても知られています。

竹富民芸館
竹富民芸館では、八重山上布や芭蕉布などの伝統的な織物の制作工程を見学することができます。館内では、竹富島に受け継がれてきた織物文化や技法について紹介されています。
また、体験コーナーも設けられており、時間に余裕がある方は実際に織物づくりを体験することができます。(糸代は実費負担となります。)
竹富島を代表する織物である「ミンサー帯」は、約300年にわたり受け継がれてきたといわれています。五つ玉と四つ玉の絣模様には、「いつ(五)の世(四)までも末永く」という願いが込められており、愛する人へ贈られていたと伝えられています。

竹富島ゆがふ館
竹富島ゆがふ館は、竹富島の歴史や自然、伝統文化を紹介する施設として、2004年(平成16年)6月24日に開館しました。
「ゆがふ(世果報)」とは、「天からのご加護によって豊かな実りや幸せがもたらされること」を意味します。この館名には、来島者と島民とのより良い交流が育まれるようにという願いが込められています。
館内では、大画面シアターやテードゥンライブラリー(映像資料)を通して、竹富島の自然環境や文化について学ぶことができます。
(開館時間:8:00〜17:00/入館無料) 竹富島を訪れた際は、ぜひお立ち寄りください。
